ふしぎ発見のふしぎ、発見

dolphi2005-06-10

先月21日に放送されたTBS系「世界ふしぎ発見!」。その回にミステリーハンターをしていた宮地眞理子さんが、なにやら局地的旋風をネットの至る所で巻き起こしている模様です。所属事務所であるサラ・プロジェクトのホームページを見ると、単なるテレビタレントというだけでなく舞台や過去にはレースクイーンもやっていたと言う経歴の持ち主だそうで。名前をググるレースクイーン時代のお姿が拝めますが、人間こうもかわるもんなのかと。まだまだ捨てたもんじゃないぞ、と何やら勇気が湧いてきます(何の?)。レースクイーン時代を紹介したページとサラ・プロジェクトのページで生年が微妙に違うのはご愛嬌と言うことでしょうか。そっとしておきましょう。
ところで「世界ふしぎ発見」のミステリーハンターと言えばやはり竹内海南江さんが思い浮かぶわけですが、番組開始翌年の1987年から足かけ18年もミステリーハンターを続けてるんですね。もうそんなになりますか。ってか全然変わらないな〜この人は。夢を追っている人は老いないと言うことなのでしょうか。それにしてもほんっと変わんないですよ竹内さん。初登場の時から今まで変わってないですもん。ほぼ。多分。こんなに変わらない人も珍しいのではないかと思います。やっぱ夢と生き方が、人生の良いスパイスなのでしょうか。こんな風に人生行きたいものです。
ちなみに写真は宮地さんです。21日の放送より。喰ってるのは現地の人が体に良いと言う木の中にいる虫だそうで… 僕は間違いなく食えない気がします。orz...

確かに『自由形』ではありますが。

dolphi2005-06-09

今月17日に発売の、「てんかりん」こと橋本甜歌の1st写真集『じゆーがた』。
amazonなどネット書店では予約が開始されたようなのですが…


橋本甜歌写真集「じゆーがた」

橋本甜歌写真集「じゆーがた」


!? (by 特攻の拓



こら。ちょっと待ちなさいって。なんですかこの表紙は!?
一瞬目を疑ったのは何も僕ばかりではないでしょう。いえ、何も「水着はあかんだろ」とかいうつもりはないのです。
むしろそれ以前の問題です。
何が問題か?


橋本甜歌の良さが全然出ていない


と、思うんですよ。僕は。
ピュア☆ピュア Vol.30 タツミムックLemonteen plus (Vol.4) の表紙におけるてんかりんの方がまだ良いと思うのですが、そのあたり皆さんはどうなんでしょう。水着にしても、プール―飯田里穂写真集 の表紙の様な写真であれば別に良いと思うのですが *1、『じゆーがた』の表紙の場合、印象が「橋本甜歌」ではなく「水着」(しかもスクール水着)に収斂されてしまう点で著しく失敗だと思います。構図というか、もっとてんかりんの良い表情、魅力を引き出していてそちらが(スクール)水着に競り負けない様な写真であればまだしも、この表紙においては(スクール)水着の圧勝なわけです。「スクール水着写真集」ではなく「橋本甜歌写真集」なのですから、どうしてもっとそういう意味で「良い」写真を表紙に持ってこなかったんでしょうか、と思ったりするわけです。
実はこの表紙(程度)の写真が今回の中でいちばん良いのでは… などとマイナス方向に勘ぐってみたりもするのですが、そんな事はないはずですしまたそうでなければならないだろう、と期待を込めて言っておきます。何にせよ中身も見ておらずさらに発売前のこの時期にそこまで言うのは、写真家の河野さんはじめ関係する全てのみなさん、そしてもちろんてんかりんにも失礼だと思いますのでこの辺にしておきます。
ところで河野さんは同じくてれび戦士である飯田里穂*2 の1st、2nd写真集の撮影も担当されていますが、1STが前掲の『プール』。そして2ndが 飯田里穂2nd写真集「クロール」 。そして今回のてんかりん1stが『じゆーがた』なわけで…
([てれび戦士]+[写真集])×[河野英喜]×[辰巳出版]=[水着]
という式はこれ成り立つんでしょうか。おそらくこの中で主導的なのは辰巳出版だと思いますけども。辰巳出版の項を他の出版社に入れ替えてみると答えが変化する場合は、結構あるように思います(そして僕としてはそちらの方が良いように思います)。


冒頭の写真は1996年発売の前田亜季『SLOOPY』*3 より。時代は確実に変化し続けているのだということを認識させられる一枚です。

*1:というかこの場合は何着ていようが良い構図ですね。でもやっぱり飯田里穂のかわいさを100%出しているかといえば不充分だと思います。所属事務所である放映新社の特設ページの写真の方が数倍かわいい。 ⇒ http://www.houeishinsha.com/riho-special.html

*2:個人的にはこのりっぴーとてんかりんが現てれび戦士の双璧だと思っています。あくまで個人的には、ですが(強調)。

*3:1996.07発売。単なるデジタル写真集という枠に留まらず、ひとつの物語を基底に、写真と本人の声でそれを綴る劇詩的作品。発売元はインナーブレイン(既に倒産)。当初はLPサイズのケースで発売されたが、1998年にCDサイズのケースで再販される。現在は入手困難。

時間がNeeeeee

dolphi2005-06-03

すみません。
上戸彩どころじゃないです。
更新する時間がありません。週明ければ少しは落ち着くと思うので(多分)、それまでお待ちください。ああ、上戸彩書きかけでこんなに時間が空くハズではなかったのに…


ところで、最近何かに備えて携帯(というかPHSですが)を強化しています。主な点としては

  • 待ち受けを佐紀とぅんにしてみた。

     ハァ━━━━━━;´Д`━━━━━━ン!!!!

  • メール送信画面を佐紀とぅんにしてみた。

     ハァ━━━━━━;´Д`━━━━━━ン!!!!
シール加工してみたりもしましたが結構削れたりしちゃうので撤回。


しかし本当にこりゃあすげえや。すんげぇすんげぇ。
でもやっぱまだ写真集には食指が伸びないんですよねえ。何なんでしょうコレは。
今日チラッとネットにうpされた写真集の内容を垣間見てしまった事をお許しください佐紀様。



…とりあえず、今聞きたいことは2つ。

  • 俺はいったい何に備えているのか。
  • そして、どこへ向かって歩いているのか。

まぁ、そんなことどうだって良いと言ってしまえばそうなんです。
でも、それを言ってしまえば世界は結局どうでも良い事の集積体になってしまうわけなのです。

上戸彩と損保ジャパンダの微妙な関係

写真フィルムの世界的ブランド「アグフア」を製造するドイツのアグフア・フォト社が破産したそうです。日本の富士写真フイルムアメリカのイーストマン・コダックの2社に次ぐ世界3位のフィルム・ブランドでしたが、近年のデジタルカメラの普及で業績が悪化し、昨年の11月にフィルム事業部門はそれまでのアグフア・ゲバルト社から分割・新設されたアグフア・フォト社がその事業を継承していました。ですが残念な結果になってしまった模様です。生来のマイナー志向と「ゲバルト」の語感に惹かれて、かつてフィルムを買うときはアグフアを好んで買っていた自分としては寂しいニュースです。
しかし、デジタルカメラが最早圧倒的であることは火を見るよりも明らかな情勢です。聞いた話ですが、プロはもうほとんどがデジカメ(と言っても、1000万画素を余裕で超える超高級機種ですが)を使っているそうです。そんな事を聞いてしまうと、このようなアグフアの破産も時代の必然なのかな、と思ってしまったりもします。富士写真フイルムFinepixなど、デジタルカメラでもヒットモデルを出していますが一方の巨人、イーストマン・コダックはどうなのでしょう。ホームページを見るとデジタルカメラにも手を染めてはいるようですが、商品自体あまり日本市場では見ないような気がします。
アグフアの限界は、消耗品としてのソフトを必要としないデジタルカメラが猛烈な勢いで市場を席巻していく中で、ハード側の開発に手を染められなかった点にあるような気がします。アグフア・フォトの日本向けページを見ると、デジカメからのプリント・サービスは行っているようですが、家庭用プリンタの画質が日進月歩で向上していく現在においては、やはりそれのみでの展開は困難だったのでしょう。破産申請をした今後どうなるかは分かりませんが、ぜひとも「アグフア」のブランドを絶やすことなく、また新たな形でスタートを切ってもらいたいと思います。偶像ピロソピアは個人的にアグフア・グループを応援します。


(表題に全く触れていないのでこのあとも続きます)

雑感短信(2005.05/28)

dolphi2005-05-28

宮里藍という超新星の登場以後、俄かに活気付いている女子プロゴルフ界。最近は見る記事見る記事宮里藍の名前が出てこない事はなく、その人気、注目度の高さは群を抜いているといえるのではないでしょうか。
ところで、その様なスタープレーヤーが出ると、しばらくしてそのプレーヤーに対する好敵手が出てくるのもまたひとつのセオリーといえます。宮里藍の場合も、最近になって横峯さくらという好敵手が現れ、「宮里vs横峯」という対決の構図が、またさらに人気を高めている様です。最近の女子プロゴルフ中継の視聴率が軒並み2ケタということからも、その事は明白であるといえるでしょう。*1
ところで、この横峯さくらですが、どうも個人的には余り好きではありません。というのはプレー内容よりもキャディを務めていた父の良郎氏との親子喧嘩ばかりマスコミに取り上げられている感があって、いい加減もうウンザリなのです。ただこれに関しては、横峯さくら本人を責めるのは少々酷かもしれません。本人は現在の正キャディーである本仮屋さんとのコンビ継続を希望しているだけで、そこにいわゆる「でたがりパパ」の良郎氏がいらぬ口を挟んでいるだけである気がするからです。未成年とはいえもうプロなのですから、親は口を出さずに本人に任せるべきであると思いますし、逆にそういう手出し口出しが当人のリズムを崩す事になるという事もわかってしかるべきなのではと思います。どうもマスコミにちやほやされて自分のやってることが正しいと思っている節のある良郎氏ですが、ただのお邪魔虫にしか見えなくもありません。
先日の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンでは、未だアマの諸見里しのぶ宮里藍とと鍔迫り合いを演じて一躍注目を集めていました。「宮里・横峯」世代に新たにこの諸見里が加わることで、女子ゴルフ界は近年にない盛り上がりを見せそうですが、その中でいつまでもコースの外での話題に頼った(重点を置いた)取り上げられ方をしていると、しまいには飽きられますよ、という危惧もしたくなります。正直、そろそろ良郎氏は身を引いたほうが娘のためだということに気づくべきなのではないか、と思います。


なんか横峯さくらが気に食わんという書き出しをしておきながら、結局一番の被害者は横峯さくら本人だという結論になってしまいましたw。しかしそう考えてみると、横峯さくらが見せて(しまって)いるぶしつけな態度とかふくれっ面も、親父がどこまでもついてくるから嫌なのであって親父さえいなければあそこまでイメージの悪い表情はしないのかも、とか思えたりしてくるから不思議なものです。この前チラッと見た、親子で韓国うまいものめぐりをしていた番組でも非常につまらなさそうというか、無表情でつっけんどんな態度だったなぁという印象を鑑みてもそういうことかとやや納得。
ま、「かわいい娘には旅をさせろ」ということですね。まとめが数日前とカブりましたが。気にしない気にしない。


ところで、昨日から始まっている廣済堂レディースのお話。

藍が消えても来い視聴率…テレ東「2ケタ死守」へ

宮里藍電撃欠場の余波が各方面に広がっている。首都圏開催で記録的なギャラリー数を見込んでいた大会本部はもちろん、今や2ケタ視聴率が当たり前になったテレビ中継にも。不運の中継局・テレビ東京は、2ケタ死守に知恵を絞る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000000-ykf-spo

うはは。こんなテレビ東京が大好きです。がんばれテレ東!!

*1:余談ですが、いくら宮里フィーバーだからといって、ゴルフ中継が視聴率2ケタというのは僕にはちょっとびっくりだったのですが…。ゴルフ中継ってそんなに見てて面白いもんかな、と思うからです。まぁしかし僕が見てて面白いと思う野球中継やサッカー中継などもつまらんと思う人もいるわけで(=母親)。人それぞれということなのでしょうか。

「アナドル」ってもはや死語ですよね?

dolphi2005-05-27

先日のYahoo!Newsにこんな記事が上がってました。

藪本元アナ 赤裸々告白…清原に失恋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050521-00000020-spn-ent

日本テレビアナウンサーの藪本雅子さんが本を出しましたよ、という記事なんですが。どうして見出しがこうなってしまうんでしょうかね? スポニチなのでしょうがないのかもしれませんが、こういう揚げ足取りというか、本筋から逸れた一部をゴシップ的に取り上げるのはいかがなものかと思います。記事の中に「こんなエピソードも…」とか付記的に紹介するのはありだと思うのですが、何も見出しにしなくたって。まるでこの本が、落ち目のタレントが最後に一発当てようと業界の内情を暴露したりする本のようなイメージになってしまうのは自分だけでしょうか。ま、制作側も多少その辺の話題性というものは考慮していたのかもしれませんが*1、それにしてもちょっと屈折しすぎてやしませんかと思うわけです。。


ところで、藪本元アナと言えば1990年代前半、同じ日本テレビアナウンサーだった永井美奈子米森麻美と共に「DORA」*2 というアイドルユニットを組んでCDなど出していました。当時のアイドル像というのはいわゆる「いかにもアイドル」といった感じのアイドルだったので、「DORA」もフリフリの衣装を着て、主に「夜も一生けんめい。」などで活動していましたが正直見ていて違和感があったというか、辛かったのを覚えています。当時は「アナウンサーがアイドルの真似事をしている」という感じでしたし、やはりニュースやバラエティ番組で司会進行をする(当時の)「アナウンサー」像と、アイドルアイドルしている(当時の)「アイドル」像にはそれだけ隔たりがあったように思います。
女子アナウンサーのタレント化に関しては、元テレビ東京アナウンサーの久保田光彦氏が自身のウェブサイト*3で、

“女子アナのタレント化”は、80年代初頭「オレたちひょうきん族」の一コーナーである“ひょうきんベスト10”のひょうきんアナとして起用された山村美智子アナが、その始まりであるという点では意見が一致するだろう。
(中略)
アナウンサーがバラエティー番組に出てタレントと同じように振る舞うという事は、その当時、実に意外でありまた斬新であった。
(後略)

などと考察を行っています*4。『おれたちひょうきん族』における「ひょうきんアナ」がどんなものであったかに関してはよく知らないので言及は避けたいと思いますけれども、当時フジテレビが仕掛けたその様な路線に呼応した一種の最終形態が、日本テレビの「DORA」だったのではないか、などと思ったりするわけです。
「最終形態」と書いたのは、「DORA」を頂点としてこれ以降、「女子アナ」像においても「アイドル」像においても変革が起きたと言えるので、旧来の「女子アナ」「アイドル」像の融合形態としての「終着点」が「DORA」であると言いたかったからです。「DORA」の実質的な活動期間は1993年前後ですが、それ以降「女子アナ」像の変遷という意味では、それまでは「テレビ局の社員」であったものから「女子アナ」という一つのジャンルが確立−「テレビ局の社員」でありながら、タレント・芸能人と同等の「アイドル」でもあるという、中間的な存在として−されていく点が挙げられます。また「アイドル」像の変遷という点から言えば、それまでは「いかにもアイドル」であり、現実世界とはある種隔絶した世界の住人であった「アイドル」像がある種の崩壊を起こし、「気が付けば隣にいそうな」感じの「アイドル」像というものが形成されていったという点が挙げられるでしょう。「女子アナ」像と「アイドル」像が双方歩み寄ることによって「女子アナ」ブームが起こり、そしてそのブームが当然のこととして定着した「現在」に到るのではないかと思います。


(続くかもしれません)

*1:しかし版元の新潮社のWebページ(http://www.shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=476401-9)を見るとやはり特にそういう事を全面に押し出そうという記述は無いので、まあそういうことなのでしょう。

*2:この名前はMi-Keに対抗して付けられたらしい。⇒http://www.annie.ne.jp/~kirara/Jyoshiana/R-Jyoshianna.html Mi-Keに関してはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/Mi-keを参照。

*3:http://www.max.hi-ho.ne.jp/kubota-m/framepage2.html

*4:http://www.max.hi-ho.ne.jp/kubota-m/column.folda/column-1ana.html