雑感短信(2005.05/28)

dolphi2005-05-28

宮里藍という超新星の登場以後、俄かに活気付いている女子プロゴルフ界。最近は見る記事見る記事宮里藍の名前が出てこない事はなく、その人気、注目度の高さは群を抜いているといえるのではないでしょうか。
ところで、その様なスタープレーヤーが出ると、しばらくしてそのプレーヤーに対する好敵手が出てくるのもまたひとつのセオリーといえます。宮里藍の場合も、最近になって横峯さくらという好敵手が現れ、「宮里vs横峯」という対決の構図が、またさらに人気を高めている様です。最近の女子プロゴルフ中継の視聴率が軒並み2ケタということからも、その事は明白であるといえるでしょう。*1
ところで、この横峯さくらですが、どうも個人的には余り好きではありません。というのはプレー内容よりもキャディを務めていた父の良郎氏との親子喧嘩ばかりマスコミに取り上げられている感があって、いい加減もうウンザリなのです。ただこれに関しては、横峯さくら本人を責めるのは少々酷かもしれません。本人は現在の正キャディーである本仮屋さんとのコンビ継続を希望しているだけで、そこにいわゆる「でたがりパパ」の良郎氏がいらぬ口を挟んでいるだけである気がするからです。未成年とはいえもうプロなのですから、親は口を出さずに本人に任せるべきであると思いますし、逆にそういう手出し口出しが当人のリズムを崩す事になるという事もわかってしかるべきなのではと思います。どうもマスコミにちやほやされて自分のやってることが正しいと思っている節のある良郎氏ですが、ただのお邪魔虫にしか見えなくもありません。
先日の中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンでは、未だアマの諸見里しのぶ宮里藍とと鍔迫り合いを演じて一躍注目を集めていました。「宮里・横峯」世代に新たにこの諸見里が加わることで、女子ゴルフ界は近年にない盛り上がりを見せそうですが、その中でいつまでもコースの外での話題に頼った(重点を置いた)取り上げられ方をしていると、しまいには飽きられますよ、という危惧もしたくなります。正直、そろそろ良郎氏は身を引いたほうが娘のためだということに気づくべきなのではないか、と思います。


なんか横峯さくらが気に食わんという書き出しをしておきながら、結局一番の被害者は横峯さくら本人だという結論になってしまいましたw。しかしそう考えてみると、横峯さくらが見せて(しまって)いるぶしつけな態度とかふくれっ面も、親父がどこまでもついてくるから嫌なのであって親父さえいなければあそこまでイメージの悪い表情はしないのかも、とか思えたりしてくるから不思議なものです。この前チラッと見た、親子で韓国うまいものめぐりをしていた番組でも非常につまらなさそうというか、無表情でつっけんどんな態度だったなぁという印象を鑑みてもそういうことかとやや納得。
ま、「かわいい娘には旅をさせろ」ということですね。まとめが数日前とカブりましたが。気にしない気にしない。


ところで、昨日から始まっている廣済堂レディースのお話。

藍が消えても来い視聴率…テレ東「2ケタ死守」へ

宮里藍電撃欠場の余波が各方面に広がっている。首都圏開催で記録的なギャラリー数を見込んでいた大会本部はもちろん、今や2ケタ視聴率が当たり前になったテレビ中継にも。不運の中継局・テレビ東京は、2ケタ死守に知恵を絞る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050526-00000000-ykf-spo

うはは。こんなテレビ東京が大好きです。がんばれテレ東!!

*1:余談ですが、いくら宮里フィーバーだからといって、ゴルフ中継が視聴率2ケタというのは僕にはちょっとびっくりだったのですが…。ゴルフ中継ってそんなに見てて面白いもんかな、と思うからです。まぁしかし僕が見てて面白いと思う野球中継やサッカー中継などもつまらんと思う人もいるわけで(=母親)。人それぞれということなのでしょうか。