雑感短信(2005.05/24)

dolphi2005-05-24

昨日からBerryzBerryz言っていてすいませんが、今日もまたBerryz工房の話題からです。だってキャプテンは完璧だし夏焼さんは黒髪だし 決してベリonlyぶろぐでは無いのですけれども。多分。
いや、でもどうな(ry


…さて、20日に発売された1st写真集「Berryz工房*1
別に購入したわけではなくネット上の情報や評判をちらほら聞きかじっただけなのですが、

  • 表紙はもうちょっと何とかなったような気がする。
  • 篠山紀信『少女館』*2 のコンセプト踏襲?

なんて事をちょっと思ったりしました。ま、見てもいないのにどーだこーだ言うのは邪道だと思いますので、レビューは(するとしたら)見てからにします。


ところで、篠山紀信撮影の写真集『少女館』は、版自体は既に絶版の様ですがamazonなどでは購入できるようです。普通に流通していると言うことは、お役所認識では『少女館』は「児童ポルノ」には該当しないという事らしいですね。児童ポルノ*3 では「児童ポルノ」の定義を

第二条第三項
この法律において「児童ポルノ」とは、写真、ビデオテープその他の物であって、次の各号のいずれかに該当するものをいう。

  1. 児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態を視覚により認識することができる方法により描写したもの
  2. 他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するものを視覚により認識することができる方法により描写したもの
  3. 衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するものを視覚により認識することができる方法により描写したもの

と明記してあるのにもかかわらず。この定義からすれば『少女館』は明らかに、第二条第三項第三号に抵触すると思うのですが。おかしな話です。最近、会田我路の写真集から火がついた(と、思われる)紗綾(入江紗綾から改名)や小林万桜にしても、普通にDVDがリリースされているところを見ると、実は上記の様な性欲云々の基準はどうでも良くて、要は「何か身につけてりゃOK」なのか? という気さえします。ねじ曲がった病的な現状であると思いますし*4、またそれを誘引しているのはこのおかしな法律だと思ったりします。
ま、しかしこれも大局的な漠然とした印象でしか言えていないので、児童ポルノ法に関してはきちんと詳細を勉強してから言及することにします。


結局今日は「あとで言及します」って事しか言ってないな…。

*1:http://d.hatena.ne.jp/asin/4847028651

*2:1997年09月、新潮社刊。ISBN:4103262095 モデルは栗山千明吉野紗香浜丘麻矢安藤希水谷妃里、鈴木紗綾香、安藤聖小倉星羅の8人。

*3:「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」が正式名称。

*4:おそらく自分もその現状の中にいるのでしょうけれども…。

かわいい娘には旅をさせよ。

SAYAKAの芸能活動休止が伝えられたのが今月21日。翌22日には母・松田聖子と義絶状態にあると報じられたりして、ちょっとびっくりしました。たまたまライオンズマンションだかなんだかの母娘共演CMを見ていて、「はぁ〜、こうも似てる母娘ってのも珍しいな〜」などと思っていた矢先の出来事だったので…。などとやや感傷に浸っていたら、SAYAKAがday after tommorowのギタリスト北野正人と付き合ってるだの、そのday after tomorrowが今夏で解散するだの、事態は目まぐるしく動いているようです。今回の騒動に色々見方はあるのでしょうけれども、自分の見方としては、ひとまず最悪の事態は免れたかな、という感じです。松本恵(現・松本莉緒)や鈴木あみ(現・鈴木亜美)などのケースの様にならなくて良かったな、と思います。
一旦芸能界から完全に姿を消す、という点、松本恵や鈴木あみのケースと一見何ら変わらない様に見えますが、今回のSAYAKAの休業宣言は、SAYAKA本人の「顔」がきちんと見えているという点安心できると思います。こういう類のトラブルは、概して「ステージママ vs 事務所」という構図になりがちで、本人の関わらないところで勝手にトラブルが進行してそれが致命傷になるというパターンがほとんどだった様な気がします。まぁ、今回の場合「ステージママ」と「事務所」が同じと言うかなり特異な状況ではあるのでこれらと一緒に考えるべきではないのかもしれませんが…。
しかしそれにしても、きちんとしたSAYAKA本人の意思が感じられるのは良い事だと思います。一度全てをゼロにして、もう一度やり直すというSAYAKAの心意気や良し。偶像ピロソピアはSAYAKAのそんな心意気を応援したい。


尤も、今のSAYAKAの状況は没個性的で、正直「松田聖子の娘」としてしか見られていなかった(=SAYAKA本人のオリジナルな存在理由が無い)事は事実ですし、歌手なのかアイドルなのか女優なのかよく分からない人、であったのも確かです。偉大な親を持つ子は苦労すると言いますが、今回の事は「松田聖子の娘のSAYAKA」ではない、新しいオリジナルな「SAYAKA」を作り上げていくという事にも繋がるのではないでしょうか。やや荒療治ではあるかな、とは思いますが。


ちなみに、「松田聖子育ての親」と良く言われるプロデューサーの酒井政利氏が、今回の騒動に関して非常に的確な考察をしている(と思う)のでご紹介。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000011-ykf-ent
夕刊フジの記事をこんなに真剣に精読したのは初めてです。

雑感短信(2005.05/23)

Berryz工房オフィシャルサイトの画像がいつの間にか更新されていました。その中からいくつか。

  • 徳永千奈美、髪を切る。ショートカットも良き哉良き哉。
  • 相変わらず佐紀キャプテンはガチ。


  あれ?

  • 夏焼さんの髪が黒い。
  • お、お、おぺちょが! おへしょが!!


…髪を黒くしただけであんなに破壊力がうpする(当社比)とは思いませんでした。やっぱナチュラルがいちばんですねいちばん(黒髪穏健派)。
詳しくは http://d.hatena.ne.jp/dolphi/about を。

お知らせ。

dolphi2005-05-23

だらだら細切れ掲載していた『ローティーンアイドルは市民権を得たか?』ですが、

  • 文章が激しく下手
  • 話題が行ったりきたり
  • 四苦八苦して更新して見てみると案外短くて寂しい
  •  ま た ワ ニ ブ ッ ク ス か ! 

等々もろもろの理由により週1回程度に集中更新と言う形に変更しますです。
とりあえず今までのヤツ全部推敲してまとめなくては…。でもそんなヒマあるのか?

優香とゴマキのあいだ

dolphi2005-05-21

id:makkingkenken:20050520
のコメント欄における、makkingkenken氏の

「ごまヲタであることを一切除いて議論するとして、この判旨は明らかに論理の飛躍があるような気がするんだが… 優香との違いはどこから出てくるんだ?」

というコメントに対する見解等々。向こうのコメント欄で述べても良いのですが、長くなりそうだったのでこちらで。
ひとまず僕は判決文をmakkingkenken氏の記事からしか知りえないのですが、引用させていただくと。


優香についての言及部分

『原告岡部の元実家の所在地および元実家の外観は、一般に広く知られているとはいえず、これが明らかになることによって、同原告の生活水準等が明らかになるから、一般人の感受性を基準としてその公開を欲しない事柄であるから…(後略)』

後藤真希についての言及部分

『原告後藤の実家の所在地は、一般に広く知られているとはいえず、この事実が公表されると、同原告のファンやいわゆる「追っかけ」がその実家の所在地を突き止めて押しかける事態が生じ、同原告の平穏な私生活が脅かされることになることは明らかであるから…(後略)』


特段どちらも変わりないことを言っていると思うのですが、ここでmakkingkenken氏が言いたいのは、「何故ごっちん判決文の方には『ファンが押しかけ云々』って一文が入っているんだ」という事であると思うのです。が、しかしこれはやや揚げ足取り的な気がします。あくまでこのコンテクストにおいては『原告の実家の所在地・外観が公表される』ことによって、原告側がその平穏な私生活を送るにあたり『著しい不利益を被る』というところに主眼があるのであって、『ファンが押しかけ云々』と言ったくだりにのみ注目してどうこう言うべきものではないと思うのですがどうでしょうか。
ま、裁判長が何を思ってこのような(判決文における)差異をつけたのかはやや検討せねばならないかと思いますけれども、それにしてもこの表現だけを取り上げて

ごっちんの実家が明らかになると、ごまヲタ&ごまストーカーが実家に押しかけて、ごっちんのまたーり私生活が脅かされることになることは明らかである」
なんあだぁ、このゴマヲタに対する評価は?
(中略)
「世間に公表したら、ゴマヲタが実家の所在を突き止めて押しかけるに違いないと。」


という解釈をするのはいかがなものかと思うわけです。それはちょっと見方が主観的過ぎやしないかと。どんなもんでしょうか。


どうして市川裁判長がごっちん判決文にだけそのような表現を盛り込んだか、といった話はまた別になると思うので(というかそれは最早推測合戦になってしまうだけなので)ここでは割愛。

ローティーンアイドルは市民権を得たか?(5)

前項はid:dolphi:20050517:1116347597。

  • 結局何が言いたいのか?
  • どうしてここで松岡版『トイレの花子さん』に言及する必要性があるのか?

…ということなわけです要は。やや前置きが冗長を過ぎたものになってしまいました。
個人的にはこの松岡版『トイレの花子さん』が、一つのターニング・ポイントではないだろうかと思っています。もっと厳密に言ってしまえば、この松岡版『トイレの花子さん』からターニング・ポイントははじまり、1997年の『木曜の怪談'97 「妖怪新聞」』においてそのひとつの(転換の)完成型が出来たと考えられるのです。またもう一つの、「チャイドル・ブーム」という観点から考えるならば、それは松岡版『トイレの花子さん』を起点とし、1998年の『新生 トイレの花子さん*1 をその一つの区切りと見なせるという点でまた「ターニング・ポイント」であると言えるでしょう。
「少女俳優がアイドルとしてでなく、子役として主演できた最後の日本映画」
という指摘がありますが、*2 これは全くもってその通りだと思います。松岡版『トイレの花子さん』には、助演的位置で前田愛前田亜季浜丘麻矢など、後の「チャイドル・ブーム」の中核を担う面々が顔を揃えている*3 一方で、主演の河野由佳やライバル役の鈴木夕佳は、少なくとも「チャイドル・ブーム」のその渦中にはもういませんでした。その「差」は、つまり「チャイドル・ブーム」に乗れたか、乗れなかったかの「差」であるのだと思います。「チャイドル・ブーム」というものは、バブル景気並みに儚い一過性のものであったと考えていますが、河野由佳や鈴木夕佳は、ほんの少し「早すぎた」のです。状況が変わるその境界の狭間に、彼女たちは飲み込まれてしまったと言えるでしょう。そしてその後、彼女たちから「種」を託された世代が、その種を育て、そして大きく花開かせることになります。それが先述した「怪奇倶楽部」をはじめとする一連の大きな潮流となっていくのです。


(続く)

*1:1998、日本。監督:堤幸彦 東映配給

*2:「伊牟田麻矢/浜丘麻矢 unofficial website」 http://www.kt.rim.or.jp/~nadja/maya/index.html

*3:浜丘麻矢は「伊牟田麻矢」名義でクレジットされています。また前田亜季はほんっとーにほんとにチョイ役だったので、出演とは言えないかもしれません(でもそのチョイ役の存在感が素晴らしいと言う人もいるので… 自分は言われて気が付きましたが)。

だめだねー

dolphi2005-05-20

書き途中のまま放置する形になってしまいまして…。というかいい加減まとめろって話ですよね。ごめんなさい。
でも書いてるとなんかこうどんどん本筋から外れてっちゃったりなんかして…。えへへ(ダメじゃん


ところで、さっき『情報ツウ800』で「芸能人のセレブファッションチェック」みたいな事をやってたんですが、ファッションコメンテーターの植松晃士がなにげに良いこと*1 を言っていてちょっとビックリでした。あのキャラクターは何とかして欲しいのですが、それすら余り気にならなくなってくるから不思議なものです。
それにしてもGoogle博士。
http://images.google.com/images?q=%E6%A4%8D%E6%9D%BE%E6%99%83%E5%A3%AB&num=20&hl=ja&lr=lang_ja&oe=Shift_JIS&inlang=ja&sa=N&tab=wi
この検索結果はやりすぎなのではないでしょうか。


お、トークツウはインリン・オブ・ジョイトイだ。なんか今日は盛りだくさんだなぉぃ。

*1:ファッション云々でということではなく(そっちはプロなんだから的確なこと言って当たり前だ)、芸能人論というかアイドル論というかそんなような事でです。まぁ「論」と言えるような大袈裟なもんでもないですけども。スタンス?